TBS、中国紙の「VIVANT」批判に反論「国家間対立あおる意図ない」

TBSは10月28日の定例社長会見で、日曜劇場「VIVANT」を批判した中国メディアの報道に言及した。龍宝正峰社長は視聴者からの意見にも触れつつ、「国家間の対立をあおる意図はまったくない」と説明した。
中国紙が批判記事を掲載
堺雅人主演の「VIVANT」は今年7月から2クール連続で放送中のドラマで、前作最終話直後から物語が始まる構成や張り巡らされた伏線が話題を呼んでいる。
こうした中、中国紙「環球時報」が10月26日付でドラマを批判する記事を掲載した。劇中には中国系の組織が自衛隊の非公認組織「別班」のメンバーの指を切断するなどの拷問描写があり、これを問題視する中国のSNS上の意見を引用。ドラマが「中国を中傷している」「中国脅威論を誇張している」などと報じたという。
TBS社長「真摯に受け止めている」
28日の定例社長会見で龍宝正峰社長は、視聴者からも「特定の国を敵視しているのではないか」「暴力描写が過剰でないか」といった意見が寄せられていると明かした。これらの声について、
「真摯(しんし)に受け止めている」
と述べた。表現のあり方については、制作現場と常に議論を重ねているとし、暴力描写はドラマの演出として必要と考えて作っているとしながらも、視聴者に不快感や過度な恐怖心を与えていないか、今後も検討していく課題だと語った。
「完全なフィクション」と強調
龍宝社長は中国紙の批判も踏まえ、作品の立場を次のように説明した。
「VIVANTは完全なフィクションによるエンターテイメント作品です。当社は国家間の対立をあおったり、武力行使や暴力を容認する立場には一切ございません」
特定の国家をおとしめたり、国民感情を傷つけたり、民族対立をあおる意図はまったくないと強調したという。
出典:
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2026/10/28/articles/20261028s00041000208000c.html
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